看護師職能委員会Ⅰ(病院領域)

2024年度委員会報告

開催回数
12回
委員長
中野りか
委員
佐藤由美子、相馬幸恵、仲田恵子、林出尚子、細海加代子、矢野優子、東谷朗子、芳賀真理子

事業計画どおりの実施

  1. 看護師職能集会の開催
    月 日:
    2024年6月29日(土)
    会 場:
    札幌市(北海道看護協会・WEB開催)
    参加者:
    集合 71名 WEB 186名
    内 容:
    基調講演
    「様々な背景を持つ看護職の育成」
    講師 愛媛大学医学部付属病院 総合臨床センター助教 内藤 知佐子
  2. 支部職能委員長会議の開催
    月 日:
    2024年7月12日(金)
    会 場:
    札幌市(北海道看護協会・集合開催)
    内 容:
    1)午前の部
    (1) 講演「健康格差の縮小に向けて~地域の特性から見た支援、多職種とつながるということ」 
    講師
    株式会社町コム代表取締役
    訪問看護リハビリテーションセンター「ななかまど中央」
    管理者 小六 真千子
    (2) 実践報告「病院と施設をつなぐ、各機能の取り組みをつなぐ
    ~母子支援の取り組みを通してみえること~」
    「母子における行政保健師の役割と課題」
    札幌市豊平区保健福祉部健康・子ども課家庭児童相談担当係長 大久保 仁美
    「病院と地域をつなぐ養育支援体制の取り組み~小児科看護師として子育ての困難さに寄り添う~」
    医療法人渓仁会手稲渓仁会病院小児科・救急・形成病棟主任 飯島 貴美子
    「病院と地域をつなぐハイリスク母子支援の体制」
    市立札幌病院9階東病棟副看護師長 遠藤 伸子
    (3)講評
    京都大学大学院医学研究科
    社会健康医学系専攻国際保健学講座 教授 近藤 尚己
    「健康格差に向き合うまちづくり」
    2)午後の部
    各職能委員長による報告会・意見交換会
    意見交換会

    テーマ:健康格差の縮小に向けて~地域の特性から見た病院看護職として患者や地域住民への支援、多職種とつながるということ~

  3. 准看護師の進学支援に関わる懇談会の開催
    月 日:
    2024年9月7日(土)
    会 場:
    札幌市(北海道看護協会・WEB開催)
    参加者:
    10名
    内 容:
    ①基調講演
    「北海道の准看護師を取り巻く環境について」
    講師 公益社団法人北海道看護協会 専務理事 田中 かおり
    ②講  演
    「看護師2年課程(通信制)の実際」
    講師 学校法人西野学園 札幌医学技術福祉歯科専門学校
    看護科2年課程(通信制)学科長 髙橋 久仁子
    ③体験報告
    「准看護師から看護師へ」
    報告者
    医療法人社団明生会
     札幌消化器中央総合病院 北口 一真
    医療法人菊郷会
     札幌センチュリー病院  髙橋 仁恵
  4. 看護師職能Ⅰ企画交流会の開催~「外来における在宅療養支援に関する交流会」
    月 日:
    2024年11月16日(土)
    会 場:
    札幌市(北海道看護協会・WEB開催)
    参加者:
    会場35名 WEB107名
    内 容:
    ①基調講演
    「外来で始める在宅療養支援」
    講師 慶應義塾大学看護医療学部 教授 永田 智子
    ②実践報告
    「外来の在宅療養支援に向けた取り組みと実際」
    報告者 勤医協苫小牧病院 外来師長 吉村 由紀恵
    天使病院 外来課長 沢井 直美
    (以上すべての講師の敬称略) 
  5. 全国職能委員長会等(日本看護協会)への出席
    1)全国職能交流集会
    (2024年 6月7日開催:東京)
    2)第1回全国職能委員長会
    (2024年 8月2日開催:東京)
    3)地区別職能委員長会
    (2024年 10月4日開催:仙台)
    4)第2回全国職能委員長会
    (2025年 3月7日開催:東京)

全世代型地域包括システム構築の推進にむけ、三職能協働事業を企画する

支部職能委員長会議においては、「健康格差」をテーマに、その縮小に向けた取り組みの共有を行って2年目になる。看護師職能1としては、基調講義や報告をもとに「地域の特性から見えた病院看護師としての患者や地域住民の支援、多職種とつながるということ」について、意見交換を行った。
地域における医療施設の撤廃や人材不足の課題、孤立化や受診行動ができないなどの困難事例の共有の他、それぞれの地域での交通インフラ対策やネットワークを活用した繋がりなどの情報交換もでき、自地域で工夫する糸口を見つける機会となった。今後は看護師職能Ⅱや保健師・助産師職能とのつながりも含め、次年度の会議の在り方について検討していく予定である。

2024年度委員会計画

  1. 看護の質の向上及び地域ネットワークの強化
    (1) 多職種連携における看護職の役割発揮
    支部職能委員長会議の開催 7月12日
    看護の動向を聴講、講演「健康格差の縮小に向けて~地域の特性から見た支援 多職種とつながるということ」、各職能から実践報告を予定。その後、各支部と委員活動の共有の場を設けている。
    (2) 看護師職能委員会Ⅰ企画による交流会の開催
    11月16日 札幌市(Web開催)
    基調講演
     テーマ:「外来で始める在宅療養支援」(案)
    実践報告
     テーマ:「外来の在宅療養支援に向けた取り組みと実際」(案)
    2名を予定
    (3) 准看護師懇談会
    9月7日 札幌市(Web開催)准看護師の進学の機会を後押しする。
    基調講演 「北海道の准看護師を取り巻く環境について」
    講  演 「進学・通信の実際」
    体験報告 「准看護師から看護師へ」2名からの報告を予定
  2. 看護師職能集会の開催(看Ⅱと共同開催)
    6月29日 札幌市(Web開催)
    基調講演 「様々な背景を持つ看護師の育成」
  3. 全国職能別交流集会(日本看護協会)への参加
  4. 全国職能委員長会(日本看護協会)への出席