継続教育の基本方針

教育理念

 看護を取り巻く社会環境は、慢性疾患の増加、少子超高齢化の進行、在宅医療の推進、予防の重視など刻々と変化し、看護を提供する場や役割も拡大、多様化している。
 このような社会情勢、医療環境の変化を踏まえ、看護職は保健・医療・福祉の変化に柔軟に対応するために、自律した専門職として生涯にわたり自己研鑽とキャリア形成支援に努める必要がある。
 日本看護協会では、2023年に看護職の生涯にわたる学習活動を支えるために、看護職一人ひとりの生涯学習の羅針盤となる「看護職の生涯学習ガイドライン」を策定した。
 北海道看護協会は、定款第3条に基づき、道民の健康と福祉の増進に貢献する看護職の生涯学習を支援するものである。

基本方針

  1. 北海道の地域特性を踏まえ支部と協働すると共に、広域な北海道各地のあらゆる場で働く看護職に生涯学習の機会を提供し、看護職の専門性・看護実践能力の向上を図る。
  2. 日本看護協会「看護の将来ビジョン」の達成に向け、看護の質保証を目的として専門性・実践力の向上を図る。
  3. 各職能における必要な能力の指標と連動した研修を提供し、生涯学習を支援する。
  4. 保健・医療・福祉のニーズに対応し、社会貢献できる能力の向上を図る。