いいお産の日

「いいお産の日」

「いいお産の日」は、1994年『REBORN(優しいお産をめざす出産情報誌)』の1周年記念イベントとして11月3日に「いいお産の日」と企画され始まりました。北海道看護協会では、助産師職能委員会が中心となり、2006年より「看護の日」フェアにおいて、2017年からは、11月にお産を取り巻く現状をより良くし、助産師の活動を知ってもらうために開催しています。

2025年度「いいお産の日」イベント

日 時: 2025年11月3日(月・祝)13時00分 ~ 16時00分
場 所: 札幌医科大学 記念ホール

2025年11月3日(月・祝)北海道看護協会助産師職能委員会の企画による「いいお産の日」のイベントを札幌医科大学記念ホールで開催し、延べ84名の方が参加しました。

本年の「いいお産の日」イベントは、女性の生涯における健康を維持するために、日々の暮らしで取り入れられる情報提供を行う場としたいと考え企画しました。
【プログラム】
▪トークセッション(進行:フリーアナウンサー 国井 美佐氏)
 ⒈理学療法士から学ぶ産後のボディメンテナンス
  講師:北海道科学大学助教 阿部 由依氏
 ⒉専門家と話す「ゆらぎ期」との付き合い方
  講師:助産院ハイジア院長 佐藤 みはる氏
▪赤ちゃんと遊ぼう
  講師:助産院エクボ院長 高室 典子氏
▪育児体験・妊婦体験
▪進学相談

トークセッション

ボディメンテナンスについて話す阿部由依氏

ゆらぎ期の症状について説明する佐藤みはる氏

トークセッション1は「理学療法士から学ぶ産後のボディメンテナンス」と題し、講師に北海道科学大学助教阿部由依氏を迎え、産後の女性に起こりやすい体のトラブル(腱鞘炎や肩こり、腰痛、尿漏れなど)に対し、自宅でできるセルフケアについてお話いただきました。骨盤のズレからくる体調不良や肩こりを矯正するためのストレッチを参加者も一緒に体験するなど実践的な内容でした。
また、会場には現在子育て中で赤ちゃんを連れたお母さんが熱心にメモを取る姿もありました。

つづくトークセッション2では「専門家と話す"ゆらぎ期"との付き合い方」として、講師に助産院ハイジア院長の佐藤みはる氏を迎え、女性が歳を重ね、次第におこる心身の変化についてお話いただきました。講話では、ホルモンバランスの乱れからくる体調不良や、実際に症状があるときのセルフケア、そして若いころからの予防策などの具体的なお話しがあり、進学相談に来た学生さんの親御さんが熱心に聞き入っていました。

トークセッションの進行は、フリーアナウンサーの国井美佐さん。国井さんはフェムテック北海道代表で、ご自身も女性の健康に関心を寄せられており、講師のお話を会場の皆様にわかりやすく橋渡ししてくださいました。

赤ちゃんと遊ぼう

助産院エクボ院長の高室典子氏にお越しいただき、乳幼児期のお子さんとの接し方について、お子様そしてお父さん、お母さんも一緒になって楽しく遊びました。会場はこれからお父さん、お母さんなるご夫婦や進路相談で来場していた高校生などの見学者もおり、賑やかな雰囲気でした。
また、後半はお父さん、お母さんからの相談タイムに移行し、離乳食やお母さん自身の食生活、予防接種などの相談が寄せられていました。

楽しく「子どもと一緒に遊ぶ」について実演する高室氏

見学者もいて賑やかな会場

進路相談・体験コーナー・展示

助産師を志す高校生や看護学生の方から、助産師になるためにはどの養成校を選択するのが良いかなど、将来進むべき進路についての相談があり、担当した助産師は、将来一緒に働く時がくるかもしれない未来の助産師に、丁寧かつ熱心に答えて助産師の仕事に興味を持つ若い世代がいることに嬉しさを感じていました。
また、体験コーナーには進学相談に来ていた学生の方々が、妊婦体験や抱っこを体験をしてリアルな胎児の人形には驚きの声があがり妊婦ジャケットを着用した時は「うわー重たい」と笑顔で感想を話しす様子がありました。また、会場の一角には、助産師の仕事の紹介や妊娠・出産・育児期の災害対策について紹介するコーナーを設置し液体ミルクなどのサンプルに興味を持ち手にとる参加者の方もいました。

進路について相談する高校生

胎児モデルと妊婦ジャケットを体験する高校生

災害対策コーナーと乳幼児用避難セット

助産師の仕事を紹介