2025(令和7)年度災害支援ナース交流会 開催報告

開催日:2025年7月19日(土)・8月9日(土)

2024(令和6)年4月に施行された新制度に変更となってから初となる災害支援ナース交流会を2日間の日程で開催しました。
今回のテーマは「災害支援ナースの実践力向上」と、「顔の見える関係づくりによるネットワーク構築」を目的に、道内各地から2日間で94名の災害支援ナースが参加し、盛況のうちに終了しました。

【第1部:基調講演】

北海道保健福祉部医務薬務課の鹿野令子氏より「新制度下における災害支援ナースの派遣体制について」と題したご講演をいただき、法改正に伴う身分保障や派遣要請ルートの変更点など、私たちの活動基盤となる重要な内容を学ぶ機会となりました。
続いて、金沢大学附属病院の出口好氏から「被災地からのメッセージ」として、能登半島地震での実際の支援活動を踏まえたリアルな体験と、平時からの備えの大切さについて心に残るお話をいただきました。


鹿野氏による講演:
新制度を理解する貴重な時間となりました。
出口氏による講演:
支援者が直面する葛藤など、現場の声に参加者全員が真剣に耳を傾けました。

【第2部:交流会(グループワーク)・感染対策研修】

第2部は、参加者同士の交流を深めるグループワークと、災害支援委員会による感染対策研修を実施しました。

  • グループワーク:「地域ネットワークの構築」をテーマに、各地域の課題や連携の可能性について活発な意見が交わされ、参加者同士の繋がりを深める貴重な時間となりました。
  • 感染対策研修:「新興感染症発生時に求められる感染対策」をテーマに、標準予防策の基本から、限られた資源下でのPPE(個人防護具)の着脱演習までを実施し、災害時に必要な実践的なスキルを確認しました。
テーマに沿った話題で活発な意見が交わされます。
参加者は真剣な面持ちで防護具の説明を受けています。

報告:災害支援委員会