令和7年度北海道防災総合訓練
【全体目的】
北海道地域防災計画に基づき、北海道、防災関係機関、関係市町村の共同により、大規模な地震・津波被害を想定した訓練を実働で行うことにより、災害時における応急対策活動能力の向上を図り、北海道の災害対応力を強化することを目的とする。
第1回
- 日時:
- 2025年8月27日㈬ 8:00~13:00
- 場所:
- 後志総合振興局管内20市町村(避難所運営訓練/島牧村 島牧中学校)
- 想定:
- 北海道南西沖を震源とするマグニチュード7.9の地震に伴い、日本海沿岸地域に大津波が発生
- 参加:
- 北海道、市町村、北海道防災会議構成機関、災害時協定締結機関等
内)北海道保健福祉部医療推進局後志地域の災害支援ナース8名
北海道看護協会災害支援委員会2名(災害支援ナース)、事務局2名
- 目標:
- 災害支援ナースとして
⑴災害時における避難所の開設や運営の実際について理解を深める。
⑵避難所における災害支援ナースの役割や活動に対する理解を深める。
⑶保健医療機関との意見交換等を通して、相互の連携力やチームワーク力を高める。
⑷災害時の災害支援ナースとしての対応力を強化する。
~ 訓練プログラム ~
- 7:30
- 集合(オリエンテーション)
- 8:00
- 発災
- 8:30
- 住民参集・受付
- 9:00
- 挨拶・避難所の説明
北海道薬剤師会との共同企画による寸劇形式での「熱中症が疑われる方への対応」を説明。
災害支援ナースからは熱中症で救護所にやってきた方の対処を実演し、薬剤師会からは経口補水液の種類・量・摂取方法の指導や熱中症予防策の情報提供が行われた。
- 9:50
- 防災講話
日本赤十字北海道看護大学
教授 根本 昌宏氏
- 10:20
- 展示物の見学
- 10:50
- Doはぐ体験
- 11:20
- 非常食の過熱
- 11:40
- 医療保健福祉機関による避難所運営検討会
北海道DWAT提案による「避難所運営にあたっての要配慮者情報の共有連携」
北海道・北海道看護協会・北海道薬剤師会・北海道JRAT・北海道DWAT・保健所等
- 12:10
- 非常食の試食
- 13:00
- 北海道薬剤師会による薬事用システムの検証結果説明
- 13:10
- 訓練講評
- 13:20
- 訓練終了
オリエンテーションの様子
寸劇形式による熱中症対応の実演
根本教授による防災講話
避難所運営検討会の様子
パネル展示
台湾からの訓練視察団に
災害支援ナースを説明
~ 訓練に参加して ~(北海道看護協会 災害支援委員会)
今回の訓練参加は、災害支援ナースの役割を社会に広くアピールすると同時に、同じ志を持つ仲間との連携を再確認する大変有意義な機会であった。特に、実践的なデモンストレーションは、参加者の理解を深める上で非常に効果的だと感じた。また、災害時に活動する様々な医療福祉関係者が職種を超えて、ディスカッションを行うことで、それぞれの役割を知り、連携・協働について考える事にもなり、実際の支援の場においての関係性の構築にもつなげていける機会になったと感じた。
今後の課題として、ディスカッションで挙がった「情報共有の方法」について、より具体的かつ実践的なルールやツールを検討し、今後の訓練等で検証していく必要性を感じた。
今回の経験を活かし、今後も地域防災力の向上に貢献できるよう、研鑽に努めていきたい。
第2回
- 日時:
- 2026年1月22日㈭ 13:00~22:30 1月23日㈮ 6:30~9:20
- 場所:
- 桧山振興局管内7町(避難所運営訓練/乙部町 乙部町民会館)
- 想定:
- 北海道南西沖を震源とするマグニチュード8を超える地震に伴い、日本海沿岸地域に大津波が発生
- 参加:
- 北海道、市町村、北海道防災会議構成機関、災害時協定締結機関等
内)北海道保健福祉部医療推進局桧山地域の災害支援ナース6名
北海道看護協会災害支援委員会2名(災害支援ナース)、事務局1名
- 目標:
- 災害支援ナースとして
⑴災害時における避難所の開設や運営の実際について理解を深める。
⑵避難所における災害支援ナースの役割や活動に対する理解を深める。
⑶保健医療機関との意見交換等を通して、相互の連携力やチームワーク力を高める。
⑷災害時の災害支援ナースとしての対応力を強化する。
⑸厳冬期の宿泊訓練を通して、避難者がより安全に健康的に避難所生活を送るために必要な衛生環境や支援について再考する。
~ 訓練プログラム ~
1月22日㈭
- 12:30
- 集合(オリエンテーション)
- 13:00
- 訓練開始・住民受付
- 14:00
- 挨拶・全体説明
- 14:20
- 防災講話
日本赤十字北海道看護大学
教授 根本 昌宏氏
- 14:50
- 展示物見学
- 15:40
- 関係機関による説明
災害支援ナース(北海道看護協会)から、 2024年から新体制となった災害支援ナースの 救護所における役割について説明
- 16:50
- 医療保健福祉機関による避難所運営検討会
北海道看護協会提案による「妊産婦と乳幼児の避難所への受け入れについて」
北海道・北海道看護協会・北海道薬剤師会・北海道JRAT・北海道DWAT・保健所等
- 17:20
- 非常食の試食
- 19:05
- 宿泊訓練概要説明
- 19:10
- ダンボールベッド組立て・配置
- 20:30
- Doはぐ実演
- 22:00
- 宿泊準備
災害支援ナースによる避難所内のラウンド
- 22:30
- 消灯
1月23日㈮
- 6:30
- 起床
- 7:00
- 避難所体操
- 7:20
- ダンボールベッド撤収・机、椅子の配置
- 8:00
- 朝食
- 9:00
- 検証結果
北海道薬剤師会による空気環境測定結果と薬事用システムの説明
- 9:15
- 訓練講評
- 9:20
- 訓練終了
多くの住民が参加した訓練
医療保健福祉機関による
避難所運営検討会の様子
視覚障がい者を想定したDoはぐ
個別テントと
ダンボールベッドの組立て
簡易ベッドによる
初期対応時の宿泊訓練
災害支援ナースによる
就寝前のラウンド
~訓練に参加して ~(北海道看護協会 災害支援委員会)
今回の厳冬期における避難所宿泊訓練を通じて、厳冬期の避難所運営における課題や改善点を抽出することができた。今回得られた知見を今後の災害支援委員会としての活動に活かしていけるよう委員会の中で共有していきたいと考える。