いつでも、どこでも看護の力を発揮し、道民の皆様の暮らしを支えます
令和4年度北海道看護協会通常総会(令和4年6月18日)において、会長に就任致しました髙橋です。これまで北海道看護協会が築いてきた様々な事業・取り組みを引き継ぎ、会員の皆さまと共に北海道看護協会の活動を推進し、発展させていく所存です。どうぞよろしくお願い致します。
北海道看護協会は、2025年の地域包括ケアの実現に向け、あらゆる場で活躍する看護職の連携推進に取り組んでおり、入退院支援のあり方や訪問看護ステーションの役割、医療的ケア児や認知症高齢への支援など、全ての道民の健康を守るための理解を深めています。
2025年さらには、2040年の生産年齢人口の減少時代を見据え、高度急性期から在宅医療・介護をつなぐ医療提供体制の構築、全ての人々が住み慣れた地域で自分らしく暮らせるよう、看護職一人ひとりが、それぞれの立場で専門性を発揮できるよう裁量の拡大と自律的に活動できるよう人材育成と質の向上に努めてまいります。
また、地域や領域における医療や看護人材等の偏在に対し、就業支援や多様な働き方、労働環境の改善に取り組むなど看護専門職としての力を更に発揮できるよう支援して参ります。
今なお、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、長期にわたり新型コロナウイルス感染症に対峙し、医療の最前線で使命持ち、地域医療を支えている看護職の皆様に敬意を表します。
今後も看護職能団体として日本看護協会との連携のもと、保健師、助産師、看護師及び准看護師が、教育、研鑽に基づき、専門性を高め看護の質向上を図るとともに、生涯を通じて働き続けられる環境づくりを推進し、あわせて健康で幸福でありたいと願う道民のニーズに応える看護を提供することにより、道民の健康と福祉の向上に寄与して参ります。会員の皆様のご意見を伺いながら展開して参りますので、現場の声を遠慮無くお届けいただければ幸いです。どうぞ、ご協力よろしくお願い致します。
公益社団法人北海道看護協会
会長 髙橋 久美子